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virtues of life

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面白くなる可能性が非常に高い仕事があったのとしても、それを意味ある仕事にするには、マネジメントの手引書を取り出して、ある程度のリスクをとることを厭わないマネジャーがそこにいなければならないことだ。
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     「超マシン」とはどんなマシンなのだろうか、という期待を持って読み始めました。実話を取材したこの本は元祖プロジェクトXそのものです。30年以上も前のコンピュータ開発というとノスタルジックな雰囲気があるのかと思うと、いっさい古臭くないストーリーが展開されますが、「新訳」なのにもかかわらず、読みにくいところもあるので、リズムが悪くなってしまいました。原書で読んでみたいものです。
     著者はまえがきの中で、取材をするときに持っていた視点を紹介してくれています。
    本書を執筆していたとき、わたしの頭を占めていたのは、工業化したアメリカが、頂点に立つ経営者以外の人々に面白い仕事を提供できるのかという問題、わたしが観察していたプロジェクトのようなものの成果を含む現代のテクノロジーが職人技を活かせるあらゆる機会を奪っているのではないかという問題だった。

     チャップリンの「モダンタイムズ」の発展を筆者は問題視しているという切り口で描かれている点は、非常に共感できます。単にビジネスのためだけでなく、自分に課すストイックな「何か」が美徳とされている現場は確実にあるのだという自信をもらうことができました。アメリカにいる彼らもそういうエンジニアのことを「マゾ」と呼んでいることには驚きましたが。
    「マゾヒズムかもしれないね」とラサラは言った。「だけど、これをやっている理由は、根本的には、十億ドル規模になろうとしている会社にとって重要なマシンをつくることに、ある程度の満足感があるからだと思うよ。面白いことが起きている場所にいて、自分が何かに影響を及ぼすチャンスなんて、世間にそう転がっちゃいないからね」。


    産業労働者の労働意欲をいかに掻き立てるかという問題については、大量の論文が書かれている。そのような論文が書かれるのは、おそらく、多くの仕事が、ほとんどだれもそこに働く意味を見いだせないほど、つまらないものになってしまったからだろう。マネジメントの手法だけで問題を解決することはできないのかもしれない。だが、はっきりしているのは、面白くなる可能性が非常に高い仕事があったのとしても、それを意味ある仕事にするには、マネジメントの手引書を取り出して、ある程度のリスクをとることを厭わないマネジャーがそこにいなければならないことだ。

    マネージャはマネーだけでなく、夢と成長をジャラジャラ持ってくるべきですね。
    | 名言 | 09:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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